歯のお話〈酸蝕(さんしょく)について〉③

こんにちは。イロドリ矯正歯科 歯科衛生士です。
今日は前回の続きで、〈酸蝕についてその③〉です。
前回は記事の最後に酸性度の高い(㏗値の低い)食品についてまとめましたが、今回はどのように酸蝕から歯を守ればよいのか、対策・予防法についてをまとめてみました。

前回もお話しましたが、酸性度の高い食品を全く食べない!飲まない!ということは出来ませんし、避ける必要もありません。
その分「食べ方(飲み方)をどうするか」、「食べた(飲んだ)あとにどうするか」が大切になります。

酸との接触を減らす
・ジュースや炭酸飲料はストローで飲む、一度に飲む
 →口の中に溜めるような飲み方をしたり、ちびちび飲まない
 (ストローが前歯の裏に触れるようなくわえ方だと前歯の裏だけ酸蝕リスクが上がるので注意)
・食後には速やかに水やお茶でお口を漱ぐ
 →歯の表面に留まる酸を洗い流してくれます
・摂取量、頻度、時間を調整する
 →一日中だらだらと飲んだり食べたりせず、時間を決めて飲食する
 寝る前にジュースなどを飲んでそのまま寝るのは危険です
 (過剰に摂取しているのであれば量を調整した方が良い場合も)

☆ガム(無糖・キシリトールガムなど)を噛む
・ガムを噛むことにより唾液の分泌が促進されるので唾液によって酸が洗い流され、緩衝作用や再石灰化作用の効果を期待できる

☆適切なブラッシングをする
フッ素入り歯磨剤を使ったブラッシングで歯の再石灰化、耐酸性を向上させる
 (ただし、食後はエナメル質の表面がやわらかくなっているため、食後すぐに歯磨きをしてしまうとダメージを受けやすくなってしまうので30分ほど空けてからのブラッシングが望ましい)

☆歯科医院に定期検診に行く
・定期的に歯科に歯科医院に通うことで、酸蝕だけでなく虫歯や歯周病などその他の疾患、異常を早期発見できる可能性があります

酸蝕が進行し、しみるようになると歯ブラシの刺激で痛みを感じることがあります。
そうなると歯ブラシを当てづらくなって磨き残しができてしまい、歯の表面がより溶けてまたしみる、といった悪循環に陥り、それだけでなく今度は虫歯リスクまで上がってしまいます。

酸蝕によってしみて磨きづらいような場合、軽度であれば知覚過敏の処置をしてしみにくくする・歯磨きの仕方を確認する、などの対策をとることができますが、進行してしまうと虫歯の治療と同様の詰め物やかぶせをする必要が出てきます。

ただし、症状の出方も人それぞれです。
しみるからと言って、一概に酸蝕歯というわけではなく、虫歯などの別の原因によってしみている場合もあります。
そのため、安易に自己判断せず、しみるのが続いて気になるようであれば歯科医に相談する方がよいでしょう

以上のような酸蝕症状は矯正治療中でも起こりえます。
矯正装置が入っていると、歯の状態が自分で把握しづらいかと思います。
しみたり痛みがある場合には、酸蝕が原因なのか、虫歯が原因なのか、はたまた矯正治療で歯が動いている刺激によるものなのか…何がその原因なのかを自分で判断するのは難しいでしょう。

上でまとめたように、酸との接触を減らす工夫をしてみたり、食後30分ほど時間を開けてからフッ素配合の歯磨き粉しみるのを防いでくれる成分の入った歯磨き粉などを使用して歯磨きをしたり…と、自分でできることもありますが、矯正治療中であっても歯がしみる・痛みがあるなど、何か気になることがありましたらいつでもスタッフに仰ってくださいね。


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