こんにちは。広島県福山市、福山駅前の歯医者、イロドリ矯正歯科です。
緊急事態宣言により、外出自粛要請、休業要請のため、ネットサーフィンをする機会も多いのではないでしょうか。少しでも、お役に立てればと思い、毎日更新しています。
今回は、アメリカと日本の歯並び、歯列矯正に対する考え方の違いについて、少しお話します。
アメリカでは、歯並びに対する意識が高いということを頻繁に感じました。
まず、子供向けのアニメ。悪役は、ニヤリと笑った時に、虫歯があったり、歯並びがガタガタだったり、わざわざ目立つように描かれています。まるで矯正治療をしていなかったら、悪者扱いされるような感じがします。また、優等生キャラクターは、ニヤリと笑うと、矯正装置がついています。
そして、ブラケットの素材。アメリカではほとんどの患者さんは、表側の矯正装置で、金属のブラケットお持ちいます。日本や韓国では、表側でブラケットは、プラスチック製やセラミック製。裏側矯正(リンガルブラケット)やマウスピース型矯正装置(インビザライン)などがとても人気です。クリニックのホームページでも、「目立たない矯正装置、見えない矯正あります!」と歌います。しかし、アメリカでは、むしろ目立った方がいいのです。クリスマスシーズンになると、赤と緑のゴムを選んで、口の中はクリスマスカラーです。
私の個人的な感想ですが、富裕層はスリムで歯並びがいいです。貧困層は肥満の方が多く矯正治療をしていません。
このように、アメリカでは矯正治療に対する意識が自然と高くなるのです。
日本でも、矯正歯科治療に対する需要は年々高まっています。少子化にもかかわらず、矯正治療を受ける方は増えています。
おそらく日本でも矯正治療の需要は今後も伸びていくでしょう。そうなると矯正歯科治療の専門家が不足するかもしれませんね。正しい矯正治療がどこでも受けれる環境になるといいですね。