マウスピース型矯正装置(インビザライン)を用いた「抜歯」による矯正治療

 こんにちは。福山市 JR福山駅前の矯正歯科専門クリニックのイロドリ矯正歯科です。

 1月にもかかわらず、暖かい日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 今回は、最近話題のマウスピース矯正(インビザライン治療)についてお話をします。以前からブログでインビザラインによる矯正歯科治療は何度かお伝えしています。インビザラインによる治療はとても魅力的です。

「これまでの矯正装置と違うところ」
① 食事制限がない。
② 痛みが軽い。
③ 歯磨きやフロスが普段通りできる。
④ 運動や楽器演奏も自由にできる。
⑤ 歯並びによっては、選択できない場合がある。
⑥ 自分で取り外しできる。1日20時間以上装着する必要がある。
⑦ 金属アレルギーの心配がない。

ブログ「マウスピース型矯正装置について」

マウスピース型矯正(インビザライン)治療経過①

マウスピース型矯正治療(インビザライン)治療経過 ②

マウスピース矯正(インビザライン)の治療経過 ③

マウスピース型矯正装置(インビザライン )の費用

 しかしながら、マウスピース型の矯正治療インビザラインにも不得意な治療がまだ存在します。治療ができないわけではないですが、注意が必要なのです。

 苦手な動きとは、歯を抜いて隙間を閉じることです。抜歯が必要な治療の場合に、何も考えずに計画を立ててしまうと、不必要に治療期間が延びてしまったり、治療終了時のかみ合わせが不十分であったりします。

 先ほども言ったように治療ができないわけではなく、治療中に十分注意が必要であるのと、様々な工夫が必要です。具体的には、治療前に別の矯正装置でスペースを閉じた後に、インビザライン治療を開始したり、インビザラインによりスペースを閉じている途中に、部分的にブラケット装置を装着したり、など様々です。

 当院では、インビザラインと他の矯正装置を組み合わせた治療も行なっています。抜歯が必要な場合には、スペースを閉じる最初の1年間程度は表側に装置を使用して、装置を全て外した後に、インビザラインに切り替えることも可能です。そうすることで、装置を装着している期間を短くし、さらにマウスピース矯正の苦手な部分を避けて、得意な部分を生かすことができます。治療期間も延びることなく、治療が可能です。

 当院では、患者さん一人ひとりのライフスタイルにあった治療をご提案させていただきます。しかしながら、治療において最も大切なことは、キレイになった歯並びが長持ちすること、つまり長期安定性ですので、ご本人の希望と治療の正当性のバランスを検討した上でご提案させていただきます。

 ご希望があれば、一度ご相談ください。スタッフ一同お待ちしています。

見えない矯正治療

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