スマイルと矯正治療

こんにちは。広島県福山市、福山駅南口から徒歩２分の矯正歯科専門クリニック、イロドリ矯正歯科です。

　矯正治療では、治療を始めるにあたり、笑顔も分析していることをご存知でしょうか。

　唇は、歯が裏側から支えています。リップサポートと呼びます。例えば、出っ歯さんの場合は、歯が唇を後ろから強く押しているため、唇が捲れ上がったような状態になります。ニコッと笑った時には、上くちびるが縮み、上の歯と歯茎が大きく見えます。

　矯正治療で、前歯が後ろへ下がると、唇の長さが変わったわけではないのに、普段の状態や、笑ったときの状態の、歯や歯茎の見え方が変化するのです。

　矯正治療の精密検査で、一般的にスマイルの写真を撮影します。これは、ニコッと笑った時の歯の見え方や、歯茎の見え方の分析をしています。

教科書的には、真ん中の歯（中切歯）の３/４（３〜５mm）、歯茎が２mmまでが理想的とされています。写真の女性はギリギリOKでしょうか。女性より男性の方が上くちびるが長く、歯茎や歯の見え方は、少ないと言われています。

　しかし、実際には診療室でリラックスしたスマイルを写真におさめることは、至難の技です。ある有名な教科書には、「患者に気づかれずに自然なスマイルを３回撮影し、分析しなさい。」と書いてありますが、これを実践していたら、かなり怪しいですね。

　当院では、一枚スマイルの写真を撮影して、分析を行なっています。自然なスマイルについては、診察中のお話などでチェックをしています。

　患者さんに治療で笑顔になってもらい、さらに自分の笑顔を好きになってもらえたら、とても嬉しいです。

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イロドリ矯正歯科