口腔習癖について ②

こんにちは。福山駅前の歯列矯正専門クリニック、イロドリ矯正歯科です。
今回は、矯正歯科治療に関わる口腔習癖についてお話していきたいと思います。

不正咬合の原因になりうる口腔習癖は、下記のようなものがあります。

・弄指癖 (吸指癖、手指吸引癖、拇指吸引癖)
・弄舌癖 (舌癖、舌突出癖、咬舌癖、吸舌癖)
・弄唇癖 (咬唇癖、吸唇癖)
・口呼吸
・異常嚥下癖
・頬杖、睡眠態癖
・その他(毛布、タオル、玩具、鉛筆、爪かみ)など

原因となりうる口腔習癖について、いくつか具体的に説明します。

まずは、弄指癖についてです。弄指癖は、いわゆる「指しゃぶり」と言われる赤ちゃんの頃にも見られる癖が含まれています。赤ちゃんのときにする指しゃぶりは生理的現象であり、4〜5歳頃には自然に消失すると言われています。しかし、永久歯が生え始めた頃まで続いている場合には、永久歯列の咬合や発育などにも影響を与えてしまう可能性があるため、改善をすることが必要な場合が多いです。

続いて、弄舌癖についてです。これは上下の前歯の間で舌をはみ出したり、噛んだり、吸ったりすることを言います。安静時 (黙って口を閉じてリラックスして鼻呼吸をしているとき) の舌の位置は「舌の姿勢位」といい、「スポット」と呼ばれる、上顎口蓋の凹んだ部分にすっぽりと収まっている状態です。特に意識していない時でもこの状態の場合を「舌が正しい姿勢位にある」と言います。

最後に、咬唇癖についてです。唇をかむ癖です。下唇を上顎の前歯でかむ下唇がちは、上顎前突がある場合によく見られます。下唇をかみ込む力でさらに上顎の前歯は前突し、下顎の前歯は舌側に押し込まれて叢生の原因となります。この力は歯だけでなく骨格にも悪影響を与えることがあるため、改善が必要です。

矯正歯科治療は、歯並びを治すだけではなく、歯並びに影響を与える口腔習癖の改善も重要です。歯並びだけ改善しても、口腔習癖が残っていると、せっかく治療した歯並びが、再発することが多いです。

 

ここまでお話したような癖があり、今後の歯並びについて心配がある保護者の方や現在の歯並びについて気になることがある方。お気軽にご相談ください。

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