福山市 JR福山駅前の歯並び専門クリニック イロドリ矯正歯科です。
先日は、「乳歯について」ということで、乳歯の歯並び(乳歯列)のお話をしましたが、今回は、乳歯と永久歯の混在している歯並び(混合歯列)についてのお話をします。
突然ですが、みなさんは乳歯から永久歯への生え変わりの仕組みを知っていますか???
生え変わりは、早い子どもだと5歳半ぐらいから始まります。個人差はありますが、生え変わり前に永久歯は、乳歯の下の骨の中で時間をかけて成長しています。そしてある程度成長すると、乳歯の根を溶かし始めます。そうすると乳歯はグラグラし始め、抜けてしまいます。その結果、永久歯が顔を出します。この流れが全ての乳歯で行われ、2〜3年程かけて永久歯へと交換されていくのです。
ここまで歯の生え変わりの流れについてお話ししましたが、実はこの生え変わりの時の乳歯と永久歯が混在している時期を「混合歯列期」と言います。
この混合歯列期の顎の成長発育は歯並びに大きく関わります。特に、成長期の時期と重なっているため、悪影響を及ぼす癖や噛み合わせの治療を必要とする場合があります。しかし、成長期には個人差があるため、治療の必要がある場合もスタートのタイミングは異なります。家族歴や既往歴、前年までの成長様子など様々な視点から患者さんそれぞれの適切な治療スタートのタイミング、定期観察などの必要性、治療計画を提供させていただきます。
お子さんの歯並びでご心配なこと、気になることがある親御さん方。まずはご相談だけでもお気軽にお越しください。
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