こんにちは、福山市の矯正専門クリニック、イロドリ矯正歯科です。
今回は、矯正治療で使用する針金(ワイヤー)についてお話をします。
現在では、様々なメーカーがたくさんの種類を販売しており、矯正歯科医は選択して使用することが可能です。そのどれも昔と比べると性質が向上し、歯の動き安くなったり、歯が動くときの痛みが改善したりしています。
「ワイヤーサイズについて」
まず、ワイヤーのサイズについてご説明をします。矯正用ワイヤーのサイズ表記は、インチで表記されていることがほとんどです。
当院での一番細いワイヤーは 0.010 インチです。ミリ換算すると 0.254 ミリです。
ワイヤーは細いほど、その力は、弱く痛みも少ないです。そのため、治療開始初期は通常細いワイヤーを用います。
当院では、最初のワイヤーは、表側の矯正装置で 0.012 インチ、裏側の矯正装置で 0.010 インチを使用しています。その後、歯の動きに合わせて、ワイヤーサイズやワイヤーの種類を変更していきます。0.012、0.014、0.016 とサイズアップしていきます。
ワイヤーの形状も変化します。治療初期では、ラウンドワイヤーと呼ばれる断面が丸いワイヤーを使用します。歯並びが並んでくると。角ワイヤー、スクエアワイヤー、レクトアンギュラーと呼ばれる断面が正方形もしくは長方形のワイヤーを使用します。サイズは、0.016×0.016、0.016×0.022、0.017×0.025、0.0175×0.0175、などがあります。ブラケットの種類によっては、さらに大きいサイズのワイヤーもあります。
ワイヤーサイズは、可能な限り痛みと歯の動きやすさに配慮した選択を行いますが、痛みについては個人差が大きいため、来院ごとに痛みについて確認させていただいています。
「ワイヤーの材質について」
ワイヤーの材質についてもたくさんの種類があります。
治療序盤でよく使用されるワイヤーは、ニッケルチタンワイヤーです。超弾性ワイヤーと呼ばれ、形状記憶合金です。ガタガタをほどくステップで使用されます。
コバルトクロムワイヤーやステンレススチールワイヤーも代表的なワイヤーであり、ニッケルチタンワイヤーよりも硬く、曲げることで様々な加工が可能です。これにより、細かい歯の移動や、位置の修正が可能となります。
その他にも、商品名ではありますが、TMAワイヤー、C-NiTiワイヤー、ゴムメタル、などもあり、使い分けが可能です。
ワイヤー矯正の歴史は長く、ブラケットやワイヤーの種類も発展し、種類も豊富です。歯並びの状態に合わせて、ブラケットもワイヤーも選択することで、より良い治療、患者さんの負担が少ない治療が可能となります。表側矯正でも裏側矯正(リンガル、ハーフリンガル)でも同様です。
このように、ワイヤー矯正では、様々なブラケットやワイヤーが開発され、治療の幅も広がり、患者さんの負担が少なくなって来ています。また、ワイヤー矯正ではない、新たな矯正治療であるマウスピース矯正(インビザラインなど)も出現し、より患者さんのライフスタイルに合った治療を選択できるようになってきています。
インビザラインでは、ワイヤーやブラケットは存在せず、取り外しも可能となり、患者さんにとって大きなメリットがあります。しかし、歯を動かすためには20時間以上の装着が必要で合ったり、装着しながら飲食ができなかったり、インビザラインでは治療が難しい歯並びが合ったりなど、患者さんによっては合わない場合もあります。
自分の歯並びには、どのような装置が適しているのか、治療のご希望と適切な治療のバランスをしっかりと見極めて、治療を開始することがとても重要です。
イロドリ矯正歯科は、様々な種類の矯正装置を取り揃えています。患者さんのライフスタイルに合った治療を選択することが可能です。
是非一度ご相談ください。スタッフ一同心よりお待ちしています。
でお悩みの方がいらっしゃいましたら、まずは相談だけでもお気軽にお越しください。
人気のマウスピース矯正(インビザライン)や、オススメの目立たない矯正装置もご用意しています。
スタッフ一同お待ちしています。
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