こんにちは、広島県福山市、JR福山駅前の矯正専門クリニック、イロドリ矯正歯科です。
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イロドリ矯正歯科
今回は矯正治療の歴史についてお話しをします。意外に歴史が長くてびっくりするかもしれません。

歯が動くことは、古代ギリシャやローマ時代からわかっていたと言われているようです。現代のものとは大きく異なりますが、紀元前の矯正装置がヨーロッパでは出土しています。エトルリア人女性が歯のスペースを維持したり、ガタガタが出ないように矯正装置を使用していたようです。ローマのお墓からは、装置と使用方法が書いてある物が出土しているそうです。

学問としての記述は18世紀のフランスが初めてで、歯を引っ張ってガタガタ(叢生)を取り除く治療について記載しています。
治療として確立されたのは、19世紀になってから。初めて矯正と言う言葉が出てきました。現代の装置に近いものは、20世紀になってからです。この頃は、装置は全て金属製で、こんな感じ。

近年では、プラスチック製やセラミック製の装置、裏側の装置やマウスピース型の装置が出てきて、どんどん進化していますが、考え方の根本に大きな変化はありませんよ。
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