口蓋裂の治療①

口蓋裂を有する患者さんの矯正治療について①
口唇口蓋裂は、複数の遺伝子要因と環境要因から発症する多因子疾患です。日本人においては、500人に1人の割合で出生し、頭頸部に生じる先天性疾患では最も多い疾患です。
生まれてからわかる場合や、最近では、生まれる前に3Dエコーでわかる場合も多いです。
口唇口蓋裂とは、生まれつき唇や口蓋と呼ばれる口の中の天井、鼻と口を隔てている壁が分かれている状態のことを言います。そのため、食べること、話すことに問題を抱えることが多いです。また、裂(割れている部分)を閉じても、口元の非対称感や手術の痕(あと)が気になることが多いです。
口蓋裂の治療と歯科の関わりは強く、生まれてからは、ミルクを飲むために哺乳床を作り、装置を用いて顎や鼻の形を整え(0歳〜1歳半)、裂の部分に骨を移植する前に裂の幅を整え(5歳〜9歳)、上下の顎のバランスを整え(5歳〜12歳)、本格的な矯正歯科や被せの治療(13歳〜)を行うことがほとんどです。しかし、歯科だけで治療できるわけではありません。歯科医師の他に、産婦人科医、小児科医、形成外科医、耳鼻科医、言語聴覚士、看護師、歯科衛生士など、多くの専門家が一つのチームとなって、治療に取り組む必要があるのです。

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